ノベルティは時代を反映する

期間限定のものを買ったり、初回特典だったり、キャンペーンだったりと、何かを買うとノベルティをもらえることが多くあります。イベント参加などでおもらえます。一時にたくさんもらえるのはやはり展示会でしょう。展示会に行くとたいていはアンケートに答えたり名刺交換したりしただけでノベルティをもらうことができます。展示会でいくつももらっていると、時代を反映していることに気づきます。ちゃんと流行があるのです。もうかなり前になりますが、エコロジーブームで割り箸が森林伐採に繋がりそれが地球温暖化を招いているという論調がはやった時期がありました。


この時代には、マイ箸を配るブースがいくつか見られました。震災の直後では、プチ防災グッズのようなものが配られていたこともあります。手回し発電式のLED懐中電灯などがそれです。夏のイベントでは猛暑の時は団扇、扇子が多く、水を含ませて首周りを冷やすスカーフもありました。冬のイベントでインフルエンザの流行が激しいときはマスクの配布が多くなりました。ノベルティの担当者はそれを作っている業者と打合せをして何にするかを決めますが、メーカー側が提案するものがどこも同じモノを提案するのでしょう。もちろん、いつの時代でもどんな季節でも変わらずにいるのは、ボールペンやメモ帳です。これらはあまり時代の影響をうけません。どんな仕事をしている人でも、あるいは学生さんでも筆記用具とメモは使います。何よりも展示会などの場合はブースで聞いた話を記録するためにペンとメモは必須になります。手ぶらで来た人のためにも、これらのアイテムは配っても失敗しないものなのです。時々、時代背景も無視、定番でもないというノベルティも存在します。


かなり昔ですが、某OSメーカーのソフトを購入すると、湯飲みがもらえたことがありました。ソフトハウスと湯飲みは全く関係ありません。寿司屋の湯飲みのように、周りにそのソフトメーカーの製品が書かれているものです。会社とは全く関係なくても、もらった人が周りに見せびらかしたくなるようなアイテムです。もし、周りに見せびらかしたら、それは大きな宣伝効果があったということになるので、アイデアの勝利と言えるでしょう。ちなみに、昨年あるセミナーに参加したところ、講演した人がその某OSメーカーの方だったので、その会社のノベルティが配布されました。配布されたのはペンでもメモでもなく、靴磨きセット。相変わらず奇をてらったものを配っています。

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